2020年6月3日水曜日

シノビガミ模擬戦2

此度の模擬戦も無事に終了しました。
いやぁ、素スペ型は強敵でしたね。
お相手のスペ率よ…。
今回の構成は怒具螺、凶手、水晶眼、頑健、武器破壊、目覚め不死身となります。
想定では怒具螺がスペらなくても0点ダメージを回避判定-3で与えて武器破壊を考えてました。
水晶眼を最初に挟むことで武器破壊の判定にもスペ回復が乗る寸法ですね。
お相手は素スペ回避をしていたので怒具螺のマイナス修正が霞んで見えました。

2020年6月2日火曜日

シノビガミ模擬戦1

今回の構成は雷鳥、爪紅(雷鳥)、早乙女、頑健、無拍子、不死身(目覚め)となります。
想定していた戦術は爪紅でコスト0にした雷鳥を無拍子で0プロットから打つものとなります。
これで相手が4プロットか5プロットにいれば回避不可の射撃戦2ダメージを与えられますし、自分が5プロットか6プロットにいれば相手の意表を突いて1プロットや2プロットにも対応できます。
不死身(目覚め)でさらに接近戦1ダメージが乗り、頑健もあるので回復溢れ防止にも繋がります。
今回は矢止めの術持ちの相手がいたため、1ラウンド目で雷鳥を止められてしまい、2ラウンド目では素で命中判定が失敗。
それ以降も雷鳥が成功しなかったため、接近戦攻撃に切り替えました。
三千大戦世界で戦場のダメージが1点上がっていたので、むしろこっちがダメージリソースになりましたね。
1ラウンド目の初っ端からお味方様が大権現で素スペを出してコストを踏み倒していましたね。
大権現はコストを支払ってから指定特技で判定を行うので回復が有効でした。
血餅でも同様の回復はできますが、一筒や闇神楽などは判定に成功すると生命力を減少させるためスペによる踏み倒しができません。
同様に指定特技の判定を行ってから生命力の減少が発生する記述の忍法もスペ回復によるコストの踏み倒しができないのでご注意を。
お相手の構成で苦しめられた忍法は主に矢止めの術、裏コード、流転、対空千手砲辺りですかね。
私の構成に刺さっていた矢止めの術は言うまでもなく、コストも攻撃手番の消費もなく器術の生命力を問答無用で削る裏コード。
ちなみに裏コードによる生命力の減少はダメージではないので頑健によるダメージ吸収効果も発揮しません。
これを逆手に取って頑健を温存するか、頑健でカバーできない無慈悲な生命力減少となるかはその人の戦術次第ですね。
奥義を入れ替え1ラウンドに二回奥義を使える流転、絡繰術という回避し辛い特技に三回も回避判定を要求される対空千手砲。
流転を使われて気づいたことですが、不死身(状態異常)と入れ替えた状態だと当然ながら兵糧丸は使えません。
流転は奥義を入れ替える性質上、これらの縛りを忘れやすいのでご注意を。
三対三の戦いで2ラウンド目でお味方様が一人脱落したのも戦闘で響きましたね。
最後は一対三で食いしばりましたが力及ばず負けてしまいました。
定めがあれば話は別ですが、目覚めを持ってきていた私は最後の最後で0点回復を叩き出しグルコサミン達成してしまいました。
不死身は博打、ハッキリ分かんだね。
シノビガミは負けても楽しいですが、次は勝ちたいです。

2020年5月12日火曜日

シノビガミシナリオ「正義の兆し」

【レギュレーション】
舞台:現代退魔編 タイプ:特殊型
人数:4名 追加ルール:血盟
階級:中忍頭 シーン表:回想シーン
【特殊ルール】
メインフェイズなし。
導入後、クライマックスフェイズに突入する。
【血盟「青空の星」】
「青空の星」とはリーダーの柊を筆頭に114,514体ほどの構成員が所属する血盟だ。
外道流派「指輪の公卿家」と敵対し、三年前の戦いで柊を失っている。
現在は新たなリーダーPC1が幹部のPC2~PC4と共に組織の統率を行っている。
【登場人物】
・PC1
貴方は血盟「青空の星」の現リーダーである。
敵の手に落ちた柊が妖魔となって暴れてると知り、幹部を率いて討伐に乗り出した。
貴方の使命は「妖魔と化したかつての上司、柊を葬る」ことだ。
・PC2
貴方は血盟「青空の星」のメンバーである。
貴方の使命は「妖魔と化したかつての上司、柊を葬る」ことだ。
・PC3
貴方は血盟「青空の星」のメンバーである。
貴方の使命は「妖魔と化したかつての上司、柊を葬る」ことだ。
・PC4
貴方は血盟「青空の星」のメンバーである。
貴方は他のメンバーよりも元リーダー柊と仲が良かった。
そんな貴方だからこそ、誰よりも柊の開放を願っている。
貴方の使命は「妖魔と化したかつての上司、柊を葬る」ことだ。
・柊
概要:妖魔
血盟「青空の星」の元リーダー。
外道流派「指輪の公卿家」に倒された後、妖魔に憑依されてしまう。
秘密あり、感情居所なし。
回想シーンにのみ登場する。
貴方の使命は「暴虐と殺戮を撒き散らす」ことだ。
・支給品
概要:エニグマ
・敵陣
概要:エニグマ
【秘密】
・PC1
血盟「青空の星」の元リーダー柊亡き後、残された遺言によって新たなリーダーとなった。
自分がリーダーに選ばれたことに納得していない者も当然いたが、託されたからには「青空の星」を率いていきたいと考えている。
貴方はリーダーの証であるプライズ「七星剣」の所持者である。
貴方の本当の使命は「形見の七星剣を手放さない」ことだ。
・プライズ「七星剣」
血盟「青空の星」のリーダーの証。
このプライズの所持者は血盟忍法の使用に伴う判定に+1の補正を得る。
・PC2
貴方は自分こそが「青空の星」のリーダーに相応しいと信じて疑わない。
貴方の本当の使命は「元リーダー柊を自ら手で葬り、リーダーの証でもあるプライズ「七星剣」を回収する」ことだ。
片方だけでも使命達成となるが、得られる功績は一点となる。
・PC3
三年前、柊と敵が一騎打ちしている場面に遭遇している。
その際、柊の背後に控えていた何者かが斬りかかるところを目撃している。
裏切り者はこちらに気づくとすぐさま逃げ出し、誰かまでは特定できなかった。
貴方は三年経った今も裏切り者を許せないでいる。
貴方の本当の使命は「裏切り者を見つけ出し、落とし前をつける」ことだ。
・PC4
貴方は三年前、柊との一騎打ちに居合わせている。
その際、柊と敵の会話から彼が裏で「指輪の公卿家」と繋がっていたことを知ってしまう。
我慢できなくなった貴方は、柊を背後から斬りかかり致命傷を負わせた。
その場から逃走したが、柊以外のメンバーに見られていたかも知れない。
彼の名誉と自身の保身を守るため、目撃者は消さなければならない。
貴方の本当の使命は「三年前の目撃者を始末する」ことだ。
・柊
実は外道流派「指輪の公卿家」の末裔である。
実家で仕入れた妖魔の情報をもとに血盟「青空の星」を率いて討伐を行っていた。
何も知らない同士を裏切っていたという罪悪感があり、内心では申し訳なく思っていた。
仲間に裏切られ、窮地に陥った際も自業自得の末路だと自分自身に呆れ返っていた。
・支給品
「毒饅頭」
戦力:策略
脅威:1
解除:自動
誰かが「兵糧丸」を使用した時に使用できる。
「兵糧丸」を使用したキャラクター一人を目標に選ぶ。
目標に集団戦ダメージを1点与える。
・敵陣
「一騎打ち」
戦力:覇道
脅威:3
解除:計画判定《地の利》
クライマックスフェイズに使用できる。
好きなキャラクター一人を目標に選ぶ。
戦闘の最初のラウンドには、「ボス」と目標しか参加しない。
それ以外の戦闘に参加していないキャラクターは、次のラウンドから、各ラウンドの「プロット」を行う前に1D6を振る。
奇数の目が出たら戦闘に参加する。
【キャラクターシート】
・刈手の柊
信念:凶 性別:男性
生命力:24
特性:暴威(P166)
特技、忍具:刈手のエネミーデータ参照(P195)
忍法:刈手のエネミーデータ+浮足
奥義:《森羅万象》
指定特技:千里眼の術
エフェクト:完全成功
奥義2:《夜空の星》
指定特技:召喚術
エフェクト:不死身
【導入】
貴方達は外道流派「指輪の公卿家」と対を成す血盟「青空の星」のメンバーである。
三年前にリーダー格だった柊を失い、落ち目の危機にあっていたが、
柊の跡を継いた新リーダーと幹部を筆頭に「指輪の公卿家」と戦い続けている。
敵の手に落ちた柊が妖魔となって暴れていると知り、貴方達は彼の討伐に乗り出すのだった。
かつて「指輪の公卿家」が使っていたアジトの一つに潜伏していると知った貴方達は潜入するも、一人、また一人と敵の残した罠によって足止めを食らってしまう。
最後の一人(PC1)がアジトの地下施設まで到達すると、彼はいた。
三年前とは変わり果てたその姿に、貴方は憐れみすら覚えながら彼に刃を向けるのだった。
【クライマ戦】
GMメモ:解説
エニグマ「一騎打ち」によって1ラウンド目はPC1と柊だけの戦闘になります。
刈手の間合は1なので有効打は与えられず、間違っても攻撃奥義はつけないようにしましょう。
2ラウンド目になるとPC1以外の方に1D6のダイスを振ってもらい、奇数ならそのラウンドから乱入となります。
浮足あって厄介ですが柊は前半戦のボス。つまり前座です。
彼が倒された後もPC達が秘密に従って戦うため、攻撃目標はランダムかダメージを均等になるように調整しましょう。
柊が倒された後は後半戦。
秘密を知ってか知らずか行動するので対立型になりやすいと思います。
メインありボスありの対立型だとお互いの秘密を知っているが故に最初は協力しつつもボスを倒す前にお互いを攻撃しだすようになってしまいました。
それ自体は戦略として申し分ないのですが、問題なのはそれでPC達が追い込まれ、ボスが勝利するか、勝利する一歩手前まで来てしまったことです。
その問題を解消するための試みとしてメインを省いてみました。
【エンディング】
ここに雌雄は決する。
長の責務を担う者、下剋上を企む者、制裁を与えんとする者、信念に基づく者。
様々な思惑が入り乱れる戦場で、また一つの戦いに幕を下ろした。
この一件を切っ掛けに血盟「青空の星」は内部分裂を起こし解散。
受け皿として四つの血盟が誕生し、各々が新たな血盟を率いていくことになる。
そしてまた一つの戦乱を築くこととなるのだが、それは別のお話…。
【あとがき】
大体はクライマ戦のGMメモで書ききっているのでそちらを御覧ください。
注意事項としては血盟ルールは獲得できる功績点を1点減少させます。(0未満にはならない)
功績点の算出で忘れないようにしましょう。
他にも血盟忍法は「通常の忍法枠とは別に一つ修得する」ことができます。
中忍頭だと接近戦攻撃を含めて7つの忍法を修得することができるのでルールミスにも気をつけましょう。
今回はシリアス寄りのシナリオになってしまいましたね。
改変や参加募集、動画化などはご自由にどうぞ。
勝手な商業利用や盗作などはおやめ下さい。

2020年4月25日土曜日

シノビガミ没シナリオ「VRシノビガミ」

舞台:現代編 タイプ:協力型
階級:中忍頭
人数:3名 リミット:2サイクル
【背景】
斜歯忍軍が開発した意識をVRの海に沈めるゲーム。
通称「VRシノビガミ」のVRテスターに選ばれた。
【登場人物】
・PC1
推奨:斜歯忍軍以外
貴方は他流派からVRテスターとして派遣されてきた。
貴方の使命は「ゲームをクリアする」ことだ。
・PC2
推奨:斜歯忍軍
貴方は手の空いている斜歯忍軍の中忍からVRテスターとして選ばれた。
貴方の使命は「ゲームをクリアする」ことだ。
・PC3
貴方はハガキの抽選で選ばれたVRテスターだ。
貴方の使命は「ゲームをクリアする」ことだ。
・茅場GM
概要:NPC
貴方はVRシノビガミの開発者だ。
秘密あり居所感情なし。
このキャラクターは通常シーン表に登場しない。
回想シーンにのみ登場する。
貴方の使命は「ゲームをクリアしてもらう」ことだ。
・アナスタシア
概要:NPC
貴方はVRシノビガミに登場するNPCだ。
秘密居所感情あり。
貴方の使命は「ゲームをクリアしてもらう」ことだ。
・バグ
概要:エニグマ
獲得できるゲームの情報に制限をかけている。
【秘密】
・PC1
貴方は組織の上忍から今回のテストプレイで出来うる限りのデータを収集して持ち帰るように命じられている。
・PC2
斜歯忍軍の間で開発されたVRシノビガミが実現化すれば、他の発明費用や仮想空間を用いた思考実験が行えるなど、今後の事業拡大に向けて欠かせないゲームだと貴方は考えている。
そのため今回のテストで目に見える不安要素は取り除きたいと考えている。
貴方の本当の使命は「ゲームのバグを修正する」ことだ。
・PC3
貴方は政府から依頼されてきた工作員である。
平坂機関の調査で国際的犯罪組織の一員アナスタシアがVRシノビガミにアクセスした疑いが浮上した。
貴方の本当の使命は「アナスタシアにまつわる秘密を調べ上げ、捕まえる」ことだ。
片方の使命しか達成できなかった場合、獲得できる功績点は一点となる。
・茅場GM
貴方は開発したVRシノビガミの「管理者権限」の半分を国際的犯罪組織の一員アナスタシアに奪われてしまった。
犯人に逃げられる前に残された「管理者権限」でログアウトボタンを消滅させ仮想空間に閉じ込めた。
こちらを出し抜いた犯人のことだ「管理者権限」を解析してログアウトするかも知れない。
あまり猶予はないと悟った貴方は、他流派や優秀そうな忍びをテスターとして雇い、アナスタシア打倒をゲームクリアに設定した。
VRシノビガミの実現化を控えた今、ことを荒立てるわけにもいかず、テスター含め誰にも真実を告げられなかった。
貴方は騙すこととなってしまったテスター達に負い目を感じており、この秘密を最初に獲得したテスターにプライズ「管理者権限」が譲渡されるように設定している。
・アナスタシア
貴方の正体は国際的犯罪組織の一員だ。
茅場GMを出し抜き「管理者権限」の半分を手に入れたがVRシノビガミに閉じ込められてしまった。
貴方の本当の使命は「ゲームから脱出する」ことだ。
プライズ「管理者権限」と持ち前の改ざん能力で上忍クラスの性能を獲得している。
・バグ
「捜査妨害」
戦力:刺客
脅威:3
解除:《調査術》
オリジナルエニグマ
誰かが情報判定を行おうとした時に使用できる。
情報判定を行おうとしたキャラクターを目標に選ぶ。
目標の行う情報判定にマイナス2の修正をつける。
目標が情報判定に失敗したら、集団戦ダメージを1点与える。
・管理者権限
このプライズの所持者は以下の効果を使用することができる。
『GMコード』
戦闘中に一度だけ、修得できる修得していない忍法を使用することができる。
『オーバーアシスト』
戦闘中に一度だけ、あらゆる判定に+2の補正を得る。
【キャラシ】
・アナスタシア
上位流派:斜歯忍軍
階級:上忍
性別:女性
信念:凶
追加の【生命力】とそのスロットを12点獲得する。
元の【生命力】と合わせると18点であり、【生命力】と分野も繋がっている。
特技:絡繰術、仕込み、壊器術、潜伏術、隠蔽術、意気、暗号術
忍法:接近戦攻撃(潜伏術)、機忍、影法師、殉教、怒具螺(壊器術)、電梟、大統一忍法
奥義:《オーバーアシスト》
指定特技:絡繰術
エフェクト:不死身
奥義2:《GMコード》
指定特技:暗号術
エフェクト:追加忍法
矢止めの術、土竜吼
プライズ「管理者権限」はメイン戦で御斎魂を使い、クライマ戦では大歯車を使うと良い。
【導入】
茅場GM「お互い初対面の者もいるだろう」
「手始めに自己紹介でも行っていてくれ」
「私はその間にVRシノビガミの準備を進めておく」
PC達が一通り自己紹介を終えた後
茅場GM「ゲームを始めるにあたって注意事項を述べておく」
「このゲームにログアウトボタンはない」
「ログアウト手段は主に二つ」
「一つはゲームをクリアすること」
「もう一つは生命力がゼロになると君達のアバターは消滅し、ゲームから強制ログアウトされる」
最後に「諸君らの健闘を祈る」
【クライマックスフェイズ】
作者は特に考えていないので各々のGM様にお任せします。
【エンディング】
アナスタシアを倒した直後、視界が暗闇に包まれる。
暗転した世界から光が差し込み瞼が開かれる。
テスター達を出迎えたのは微笑みと拍手を送る茅場GMの姿だった。
見慣れた天井、周りもゲームを始める前の研究室だった。
茅場GM「おめでとう、ゲームクリアだ」
【あとがき】
元々はエニグマありの短期間初心者シナリオにする予定でしたがネタが思い浮かびぶっ込んだことで中忍頭基準に格上げしてしまった。
ネタシなので改変や参加募集、動画化などはご自由にどうぞ。
勝手な商業化や盗作はおやめください。
似たりよったりなタイトルなので私以外にも同じタイトルがあるかも?

初めてのブログ投稿

テスト投稿

シノビガミ模擬戦2

此度の模擬戦も無事に終了しました。 いやぁ、素スペ型は強敵でしたね。 お相手のスペ率よ…。 今回の構成は怒具螺、凶手、水晶眼、頑健、武器破壊、目覚め不死身となります。 想定では怒具螺がスペらなくても0点ダメージを回避判定-3で与えて武器破壊を考えてました。 水晶眼を最初に挟むこと...